教育学部棟の耐震改修工事のために、2016年3月より、本郷キャンパス浅野地区に一時移転しております。研究室は、武田先端知ビルにあります。詳細は、「アクセス」のページをご覧下さい。赤ちゃん研究も、4月下旬より再開予定です。ぜひご参加ください。
大村 吉幸さん(東京大学大学院情報理工学研究科)との共同研究による論文がアクセプト
書誌情報を追加しました(Jul. 30, 2016)
生後2-3ヶ月の乳児を対象に、膝と足首の運動を調べ、2ヶ月齢にくらべて3ヶ月齢で膝と足首が独立して動くようになることを明らかにした以下の論文がアクセプトされました。生後のこの時期の脳の皮質と皮質下のメカニズムが、関節運動の選択的活性化と抑制に関与していることを示唆しています。
Ohmura, Y., Gima, H., Watanabe, H., Taga, G., and Kuniyoshi, Y. Developmental change in intralimb coordination during spontaneous movements of human infants from 2 to 3 months of age. Experimental Brain Research, 234, 2179-88, 2016.
續木 大介さん(弓削商船高等専門学校)との共同研究による論文がアクセプト
書誌情報を追加しました(Jul. 30, 2016)
鼻根点(nasion)および左右の耳介前点(preauricular points)の3つの参照点の情報だけで、脳の様々な部位のレジストレーションが可能となるMinR 10/20 systemを開発した以下の論文がアクセプトされました。この方法により、例えば、NIRSを用いた脳機能イメージングにおいて、各計測チャンネルがどの脳部位に対応しているかをより簡便に同定することが可能になります。
Tsuzuki, D., Watanabe, H., Dan, I., Taga, G. MinR 10/20 system: Quantitative and reproducible cranial landmark setting method for MRI based on minimum initial reference points. Journal of Neuroscience Methods, 264, 86-93, 2016.
第18回日本ヒト脳機能マッピング学会にて研究成果を報告
2016年3月7(月)-8日(火)に京都大学桂キャンパス 船井哲良記念講堂(京都市)にて開催される学術集会にて、以下の研究報告をおこないます。
保前 文高・渡辺 はま・多賀 厳太郎
脳の機能的ネットワークにおける中心性の発達的変化
さいたま子ども勉強会にて講演
2016年3月2日(水)に、さいたま市桜木公民館にて開催される勉強会にて、以下の講演をいたします。
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日時:2016年3月2日(水)19:30-21:30
場所:桜木公民館 講座室2
講師:儀間 裕貴
内容:新生児・乳児の自発運動から小児リハを考える
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耐震改修工事による移転
2016年2月から3月にかけて、耐震改修工事のため研究室が移転いたします。それに伴い、一時的に本サイトにアクセスできなくなる可能性があります。移転先等の詳細は、追って掲載いたします。
発達基礎科学研究会にて研究成果を報告
報告書が公開されました(Feb. 8, 2016)(こちら)
2016年1月22日(金)-23日(土)に同志社大学 同志社びわこリトリートセンター(滋賀)にて開催される研究会にて、以下の研究報告をおこないます。
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儀間 裕貴
新生児・乳児の自発運動は何を表しているのか:発達経過から考える
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なお、本研究会は、東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター(Cedep)および同志社大学赤ちゃん学研究センターが主催する研究会です。研究会の内容は、追ってCedepのホームページにて公開いたします。
発達基礎科学シンポジウムのお知らせ
以下のシンポジウムが開催されます。ぜひご参加ください。
※事前申し込みは不要です。お気軽にご参加ください。
詳細は発達保育実践政策学センター(Cedep)のページをご覧ください。
発達基礎科学シンポジウム
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日にち:2016年1月12日(火)
場所:東京大学本郷キャンパス(福武ラーニングシアター)
事前申し込み:不要
内容:「乳児の身体運動をめぐる視点」
13:30-15:00
Jill C. Heathcock(Ohio State University)
“Assessment of atypical learning and movement using high- and low-technology approaches for infants”
15:10-16:30
藤井 進也(東京大学大学院教育学研究科)←当研究室のメンバーです
“Precursors of dancing and singing to music in infants”
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いずれの講演も英語にておこなわれます(通訳はありません)。
主催:東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター
#1月9日にもJill C. Heathcockの講演がありますが、内容は異なります。
#12月8日付けの記事を参照してください。
佐藤譲先生(北海道大学)、藤本仰一先生(大阪大学)らとの共著論文がアクセプト
書誌情報を追加しました(Jul. 30, 2016)
2次元の神経場モデルを拡張し、長距離ネットワークを導入することで、孤立波(traveling bumps)の伝播を制御し、神経場上でパルス状に再生可能であることを示した論文がアクセプトされました。脳の機能的活動の生成とネットワークの発達のモデルを構成する上での基盤になることが期待されます。
Sato, Y., Shimaoka,D., Fujimoto, K. & Taga, G. Neural field dynamics for growing brains. Nonlinear Theory and Its Applications, 7, 226-233, 2016.
行動発達研究会第12回研修会の情報
2016年1月9日(土)に、東京大学本郷キャンパス(医学部2号館本館C301講堂)にて研修会が開催されます。
低出生体重児などを主としたハイリスク児の発達特性と,児に対する早期介入,フォローアップについての講演があります。詳細・申し込みはこちらから。
申し込み締め切り:2015年12月11日(金)(ただし、定員に達し次第締め切るとのこと)
締め切り日を過ぎましたが、座席に余裕があるとのことです。
参加希望の方は、以下まで直接連絡を。(Dec. 14, 2015)
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儀間裕貴 東京大学大学院教育学研究科 特任研究員
Tel:03-5841-3981,e-mail:gima@p.u-tokyo.ac.jp
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内容:
10:00-12:00 講演Ⅰ(通訳あり)
“Developmental assessment and early intervention for infants at risk for cerebral palsy”
Dr. Jill C. Heathcock (オハイオ州立大学)
13:30-14:30 講演Ⅱ
「水面下で蝕まれる新生児の脳とその修復」
岩田 欧介 先生(久留米大学小児科学教室)
14:45-15:45 講演Ⅲ
「早産児の内分泌系機能の特性とその後の発達」
河井 昌彦 先生(京都大学医学部付属病院)