駒木 文保 先生のセミナー開催(6月20日)

2016年6月20日(月)の15:00より工学部12号館408号室(浅野キャンパス)にて、駒木文保先生(東京大学大学院情報理工学研究科)をお招きして、生体認証や個性に関する研究等に関してお話をしていただきます。ご専門は、理論統計の研究(情報幾何の視点からの予測理論の研究など),ベイズ理論,時系列・時空間データの解析,ネットワーク型の統計モデルなどです。ご関心のある方はどなたでもご参加ください。事前の連絡は不要です。

#本セミナーは、発達保育実践政策学センター主催の第3回発達基礎科学セミナーです。

International Conference on Cerebral Palsy and other Childhood-onset Disabilitiesにて研究成果を報告

2016年6月1日(水)-4日(土)にストックホルム(スウェーデン)にて開催される学術集会において、以下の研究発表をおこないます(発表日は6月2日)。

Gima, H., Watanabe, H., Kihara, H., Nakano, H., Konishi, Y., Nakamura, T., & Taga, G.
Characteristics of head position and spontaneous movements of limbs in infants who later developed ASD.

第51回 日本理学療法学術大会にて研究成果を報告

2016年5月27(金)に札幌コンベンションセンター/札幌市産業振興センターにて開催される学術集会において、以下の研究報告等をおこないます。

儀間 裕貴・渡辺 はま・木原 秀樹・中野 尚子・中村 友彦・多賀 厳太郎
Fidgety movements観察評価と四肢運動特性の関連

日本赤ちゃん学会第16回学術集会にて研究成果等を報告

2016年5月21(土)-22日(日)に同志社大学今出川校地 良心館・寒梅館(京都市)にて開催される学術集会において、以下の研究報告等をおこないます。詳細はこちらをご覧ください。

5月21日
[ラウンドテープル]
儀間 裕貴 「政策につながる赤ちゃん研究」にて話題提供
(企画:東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター)
 話題提供の内容:「低出生体重児の神経行動特性とその後の発達から必要な介入を考える」
 
藤井 進也 「赤ちゃんは生まれながらに音楽的か:”歌”を多角的に考える」にて話題提供
 話題提供の内容:「リズムを処理する脳―ヒトの音楽性の起源」

[ポスター発表]
儀間 裕貴・木原 秀樹・渡辺 はま・中村 友彦・多賀 厳太郎
 低出生体重児の幼児期発達特性と環境を考える:長野県立こども病院 低出生体重児データベースを利用して

藤井 進也・儀間 裕貴・多賀 厳太郎・渡辺 はま
 自発的運動と他動的運動の分離:乳児用モーションキャプチャースーツを用いて

5月22日
[公開シンポジウム1]
テーマ:運動と赤ちゃん
タイトル:人はなぜ動くのか?ースポーツ、発達、リハビリテーション、ロボット工学のクロストーク
座長:多賀 厳太郎
シンポジスト:
 為末 大(元プロ陸上競技選手)
 浅田 稔(大阪大学大学院工学研究科)
 高塩 純一(びわこ学園医療福祉センター)

サーバー移転のお知らせ

2016年4月22日(金)に、当研究室のサーバーの移転を予定しております。移転作業中は、本サイトへのアクセスができなくなりますので、あらかじめご了承ください。

追記 (Apr. 22, 2016)
サーバーの移転が終了しました。不具合があれば、ご連絡ください。

書籍の刊行

東京大学出版会より、「あらゆる学問は保育につながる: 発達保育実践政策学の挑戦」というタイトルの本が刊行されました。「子育ては、学問にとって最高難度の研究テーマである」というコンセプトにて、学際領域の研究者が子育て・保育に関して、様々な視点から議論したユニークな構成になっています。多賀が編者の一人となっており、また当研究室のメンバーが以下の章を執筆しております。
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はじめに(多賀 厳太郎)
第5章 発達と保育のシステム論(多賀 厳太郎)
第6章 ヒトの初期発達と環境(渡辺 はま)
第10章 座談会 発達保育実践政策学の構築に向けて(多賀 厳太郎、渡辺 はま 他)
あとがき(多賀 厳太郎 他)
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本の詳細は、発達保育実践政策学センターおよび東京大学出版会のサイトをご覧ください。

大村 吉幸さん(東京大学大学院情報理工学研究科)との共同研究による論文がアクセプト

書誌情報を追加しました(Jul. 30, 2016)
生後2-3ヶ月の乳児を対象に、膝と足首の運動を調べ、2ヶ月齢にくらべて3ヶ月齢で膝と足首が独立して動くようになることを明らかにした以下の論文がアクセプトされました。生後のこの時期の脳の皮質と皮質下のメカニズムが、関節運動の選択的活性化と抑制に関与していることを示唆しています。

Ohmura, Y., Gima, H., Watanabe, H., Taga, G., and Kuniyoshi, Y. Developmental change in intralimb coordination during spontaneous movements of human infants from 2 to 3 months of age. Experimental Brain Research, 234, 2179-88, 2016.

續木 大介さん(弓削商船高等専門学校)との共同研究による論文がアクセプト

書誌情報を追加しました(Jul. 30, 2016)
鼻根点(nasion)および左右の耳介前点(preauricular points)の3つの参照点の情報だけで、脳の様々な部位のレジストレーションが可能となるMinR 10/20 systemを開発した以下の論文がアクセプトされました。この方法により、例えば、NIRSを用いた脳機能イメージングにおいて、各計測チャンネルがどの脳部位に対応しているかをより簡便に同定することが可能になります。

Tsuzuki, D., Watanabe, H., Dan, I., Taga, G. MinR 10/20 system: Quantitative and reproducible cranial landmark setting method for MRI based on minimum initial reference points. Journal of Neuroscience Methods, 264, 86-93, 2016.