身体教育学コース博士後期課程を修了し、現在、生理学研究所神経ダイナミクス研究部門にて研究をしている藤平遼さんが、本研究室において進めてきた、乳児期における自発運動から意図的運動への変化の個人差を検討した以下の論文が、Communications Psychologyに掲載されました。本研究では、モビール課題を用いて得られた大規模データセットに対して時系列クラスタリングと力学系モデリングを適用し、乳児の自発運動は個人によって多様であり、環境との相互作用の中で生じる意図的運動においては、それぞれの個性に応じて固有の学習プロセスをとることを明らかにしました。詳細はこちらをご覧ください。
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Fujihira, R., Watanabe, H. & Taga, G.
Individual differences in how infants change behaviours from spontaneous to instrumental.
Communications Psychology, 2025, volume 3, 161. https://doi.org/10.1038/s44271-025-00333-3
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