第21回認知神経科学会 学術集会にて研究成果を報告

2016年8月6日(土)-7日(日)に東京大学武田ホールにて開催される学術集会において、以下の2つの研究報告等をおこないます(発表日は8月6日)。

藤井 進也・平島 雅也・渡辺 はま・中村 仁彦・多賀 厳太郎
ドラマーとベーシストの即興演奏中の運動リズム同期:モーションキャプチャーデータのN:M位相同期解析

黒宮 寛之・儀間 裕貴・渡辺 はま・木原 秀樹・中村 友彦・多賀 厳太郎
自由回答の計量テキスト分析による低出生体重児の発達特性の記述

小林 佳雄らの論文がアクセプト

書誌情報を追加しました(Nov. 7, 2016)
大学院生の小林 佳雄(博士課程)が中心となって進めた、乳児期における寝返り運動の発達に関する以下の論文がアクセプトされました。三次元動作解析装置を用いて、寝返り獲得初期(6ヶ月児)と成熟期(10ヶ月児)の運動パターンの共通点・相違点を検討しました。

Kobayashi, Y., Watanabe, H., & Taga, G. Movement patterns of limb coordination in infant rolling. Experimental Brain Research, 234, 3433-34452016.

研究成果の報告

サーバ不調に伴い本サイトが閲覧できなかった期間に、以下の発表をおこないました。

1. 22th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping (Geneva, Switzerland, Jun. 26-30)
・Homae , F., Watanabe, H., & Taga, G.
・Intra-infant homology between resting and speech-stimulated states in developing brain network’s central nodes

2. 第157回 スポーツサイエンス研究会 (早稲田大学所沢キャンパス, Jun. 30)
・藤井 進也
・スポーツサイエンスから音楽の神経科学・発達脳科学研究へ:身体運動科学研究が切り拓く未来

3. 14th biennial International Conference on Music Perception and Cognition (San Francisco, Jul. 5-9)
・Fujii, S., Hirashima, H., Watanabe, H., Nakamura, Y., & Taga, G.
・Quantifying synchronization in musical duo improvisation: Application of n:m phase locking analysis to motion capture data

4. 第17回 南部コロキウム (大阪大学, Jul. 14)
・多賀 厳太郎
・ヒト脳の形態と機能の発達

5. 日本光脳機能イメージング学会 第19回学術集会 (東京, Jul. 23)
・多賀 厳太郎・渡辺 はま
・hPod: 脳組織ヘモグロビン酸素化動態の位相情報

サーバー不調のお詫び

2016年7月10日〜30日まで、当研究室のサーバーの不調にともない、本サイトを閲覧することができなくなっておりました。ご不便をおかけいたしました。

駒木 文保 先生のセミナー開催(6月20日)

2016年6月20日(月)の15:00より工学部12号館408号室(浅野キャンパス)にて、駒木文保先生(東京大学大学院情報理工学研究科)をお招きして、生体認証や個性に関する研究等に関してお話をしていただきます。ご専門は、理論統計の研究(情報幾何の視点からの予測理論の研究など),ベイズ理論,時系列・時空間データの解析,ネットワーク型の統計モデルなどです。ご関心のある方はどなたでもご参加ください。事前の連絡は不要です。

#本セミナーは、発達保育実践政策学センター主催の第3回発達基礎科学セミナーです。

International Conference on Cerebral Palsy and other Childhood-onset Disabilitiesにて研究成果を報告

2016年6月1日(水)-4日(土)にストックホルム(スウェーデン)にて開催される学術集会において、以下の研究発表をおこないます(発表日は6月2日)。

Gima, H., Watanabe, H., Kihara, H., Nakano, H., Konishi, Y., Nakamura, T., & Taga, G.
Characteristics of head position and spontaneous movements of limbs in infants who later developed ASD.

第51回 日本理学療法学術大会にて研究成果を報告

2016年5月27(金)に札幌コンベンションセンター/札幌市産業振興センターにて開催される学術集会において、以下の研究報告等をおこないます。

儀間 裕貴・渡辺 はま・木原 秀樹・中野 尚子・中村 友彦・多賀 厳太郎
Fidgety movements観察評価と四肢運動特性の関連

日本赤ちゃん学会第16回学術集会にて研究成果等を報告

2016年5月21(土)-22日(日)に同志社大学今出川校地 良心館・寒梅館(京都市)にて開催される学術集会において、以下の研究報告等をおこないます。詳細はこちらをご覧ください。

5月21日
[ラウンドテープル]
儀間 裕貴 「政策につながる赤ちゃん研究」にて話題提供
(企画:東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター)
 話題提供の内容:「低出生体重児の神経行動特性とその後の発達から必要な介入を考える」
 
藤井 進也 「赤ちゃんは生まれながらに音楽的か:”歌”を多角的に考える」にて話題提供
 話題提供の内容:「リズムを処理する脳―ヒトの音楽性の起源」

[ポスター発表]
儀間 裕貴・木原 秀樹・渡辺 はま・中村 友彦・多賀 厳太郎
 低出生体重児の幼児期発達特性と環境を考える:長野県立こども病院 低出生体重児データベースを利用して

藤井 進也・儀間 裕貴・多賀 厳太郎・渡辺 はま
 自発的運動と他動的運動の分離:乳児用モーションキャプチャースーツを用いて

5月22日
[公開シンポジウム1]
テーマ:運動と赤ちゃん
タイトル:人はなぜ動くのか?ースポーツ、発達、リハビリテーション、ロボット工学のクロストーク
座長:多賀 厳太郎
シンポジスト:
 為末 大(元プロ陸上競技選手)
 浅田 稔(大阪大学大学院工学研究科)
 高塩 純一(びわこ学園医療福祉センター)

サーバー移転のお知らせ

2016年4月22日(金)に、当研究室のサーバーの移転を予定しております。移転作業中は、本サイトへのアクセスができなくなりますので、あらかじめご了承ください。

追記 (Apr. 22, 2016)
サーバーの移転が終了しました。不具合があれば、ご連絡ください。

書籍の刊行

東京大学出版会より、「あらゆる学問は保育につながる: 発達保育実践政策学の挑戦」というタイトルの本が刊行されました。「子育ては、学問にとって最高難度の研究テーマである」というコンセプトにて、学際領域の研究者が子育て・保育に関して、様々な視点から議論したユニークな構成になっています。多賀が編者の一人となっており、また当研究室のメンバーが以下の章を執筆しております。
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はじめに(多賀 厳太郎)
第5章 発達と保育のシステム論(多賀 厳太郎)
第6章 ヒトの初期発達と環境(渡辺 はま)
第10章 座談会 発達保育実践政策学の構築に向けて(多賀 厳太郎、渡辺 はま 他)
あとがき(多賀 厳太郎 他)
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本の詳細は、発達保育実践政策学センターおよび東京大学出版会のサイトをご覧ください。