書誌情報を追加しました(Feb. 24, 2017)
2014年に博士課程を修了した大橋 浩輝(現所属:Yale University, Haskins Laboratories)が進めてきた、発声する際の調音器官の運動に着目し、その発達過程を検討した以下の論文がアクセプトされました。この論文では、理論モデルを用いた計算機による逆推定という方法を用いて、乳児が発する音声の特徴から、顎・舌・口唇などの発声器官がどのような形状になっていたかを推定し、発話の初期発達を明らかにしました。
Oohashi, H., Watanabe, H., & Taga, G. Acquisition of vowel articulation in childhood investigated by acoustic-to-articulatory inversion. Infant Behavior and Development, 46,178-193, 2017.